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​エンジンは車にとってのまさに心臓部、そのエンジンを潤滑に動かしエンジンの機能を保つエンジンオイルは車の血液と言っても過言ではないでしょう。エンジンオイルには潤滑・密封・冷却・清浄分散・防錆防蝕の5つもの大切な役割があり、交換目安の距離は車種やコンディションによっても変わりますが、一般的に日本の車の使用状況はシビアコンディションに該当することが多いので、5000kmの走行または1年のどちらか短い方で交換していく事が望ましいとされています。

​定期的な交換を実施して安心安全なドライブを心掛けましょう。

エンジンオイルの役割・劣化・交換時期
エンジンオイルの役割

エンジンオイルの役割

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エンジンオイルの劣化

エンジンオイルの劣化

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オイル交換の必要性と交換目安

オイル交換の必要性と交換目安

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フルード?オイル?

同じ油なのにオイルって言ったりフルードって言ったり何が違うの??

​実際ブレーキオイルと言ったりもするのですが、英語ではfluid=液体・流体という意味で必ずしも油を意味する言葉ではありません。brake fluidというと「ブレーキ内に充填される液体」となり、ブレーキの構造は基本油圧式ブレーキなのでがブレーキオイルという呼び方もするようになっているのですが、ブレーキフルードという言葉の方が適しています。

​ブレーキフルードの役割

ブレーキフルードの役割は、油圧式ブレーキにおいて、ペダルに加えられた制動力をホイールの中にあるブレーキまで伝達することで、エンジンルーム内にある「リザーバータンク」と呼ばれる容器に入っており、そこから「マスターシリンダー」という部品を経由し4輪のブレーキへと繋がっています。ブレーキフルードは非常に吸湿性が高いため、長期間使用すると空気中の水分を液内に取り込んでしまい劣化します。

劣化するとブレーキ機構は本来の性能が失われ、ブレーキが効きづらくなり、最悪の場合「べーパーロック」と呼ばれる現象によってブレーキがまったく効かなくなってしまいます。

ブレーキの故障は大事故に直結しますので、オイルの劣化や漏れなどに対し、定期的な管理・メンテナンスが重要です。

ブレーキフルードに求められる性質

●粘性が低い。
●圧力による体積の変化が小さい。
●-50 ℃ でも凝固せず、200 ℃ でも沸騰しない。
という性質が要求されるのですが、水分が入り劣化してきてしまうと沸点が下がってしまいブレーキが利かなくなってしまいます。

交換目安

基本交換目安は2年なので車検の際には交換することをオススメいたします。

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クーラントの正式名称は、LLC:ロング・ライフ・クーラントと言います。以前は不凍液と呼ばれるものを使っていましたが、劣化サイクルが早いため、現在はLLCが主流になっています。不凍液の場合はエチレングリコールが主な成分でしたが、LLCではエチレングリコールに防錆剤、酸化抑制剤などが加えられました。配管類の腐食防止と、LLCそのものの長寿命化し。ロング・ライフという単語が含まれている意味合い通り、以前の不凍駅と比較すると長い期間の利用が可能になりました。

クーラントの役割

エンジン内部では、動力を発生させる為に爆発を繰り返しますので、非常に高温となり、大量の熱を発生します。その熱を冷やさなければエンジンはオーバーヒートして故障してしまいます。クーラント(冷却水)は、エンジン周辺に張り巡らされたパイプを経由することで、エンジン稼働で生じる熱を冷却し、オーバーヒートによる故障を防ぐ大事な役割を担っています。エンジンから熱をもらったクーラントは、ラジエターを経由して再び冷却される循環を繰り返すことから、ラジエター液とも呼ばれます。

クーラントに求められる性能としては以下の3点があります。

1.冷却性能:エンジンの熱を吸収し、ラジエターまで運び、そこで熱を放出することです。

2.防錆性能:エンジン・ラジエター類は金属なので、錆による腐蝕は故障の原因になります。

3.不凍性能:クーラントが凍ってしまうと体積が膨張しエンジンやラジエターを破損してしまいます。

 

交換目安

以前の不凍液では数ヶ月で性能が低下してしまうために、年に何度かの交換が必要でしたが、LLCに変わってからは、車検時期に合わせた2年に1度が交換目安となります。

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