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​タイヤとは?

タイヤの4つの役割

1. クルマの荷重を支える

車重はもちろん、乗る人や荷物など、全てをタイヤが支えています。

相当な重さを支えるだけの能力(強度)がタイヤには備えられています。

2. クルマの力を伝える(走る、止まる)

駆動力や制動力を路面に伝えなければ、車は走ったり止まったりすることができません。

タイヤは発進や加速・減速、制動(ブレーキ)の性能に大きく関わっています。

2. クルマの力を伝える(走る、止まる)

駆動力や制動力を路面に伝えなければ、車は走ったり止まったりすることができません。

タイヤは発進や加速・減速、制動(ブレーキ)の性能に大きく関わっています。

4. 衝撃を和らげる

タイヤは路面の凹凸などからの衝撃をやわらげています。

空気やゴムの弾性がクッションの役割を果たすことで、快適な乗り心地に一役買っているのです。

​タイヤの知識

●空気圧のチェックの仕方

空気圧は低すぎても高すぎても いけません。空気圧は高すぎても低すぎてもいけません。タイヤを早く劣化させたり、偏摩耗を起こしたり、傷を受けやすくなり危険です。また、運転中にハンドルを取られたり、燃費にも影響を与えますので以下の2点を月に1度は点検するようにしましょう。

1.空気圧の調整はタイヤが冷えている状態の時に行いましょう。

2.メーカー指定の空気圧は運転席ドア開口部付近に明記されていますので、指定された空気圧に調整しましょう。

●タイヤの交換時期の見分け方

1.交換時期の目安

タイヤ交換の走行距離の目安は、3万キロ~4万キロとされています。

タイヤの交換時期としては走行距離を目安とするのが一般的ですが、その他にもタイヤの
溝が減る要因として
・路上のコンディション

・急発進や急停車の多いような運転の仕方
などが様々な要因でタイヤは摩耗し劣化していきます。
走行距離プラス、上記の項目をタイヤの溝の減りの要因として覚えておきましょう。

​2.溝の深さ

溝の深さが1.6ミリ以下になったらそのタイヤで路上を走ることは法律によっても路上を走るのは禁止されています。また、たとえ1.6ミリ以上溝が残っていても、当然溝が減れば減るほどスリップを起こす可能性は高くなり、安全に運転することが出来ない状態となります。

タイヤの側面にはスリップサインという三角のマーク「▲」があり、このマークよりもタイヤの溝が磨り減ると、法定で定められている1.6ミリ以下となっていることの目安となります。
タイヤが磨り減ってこのマークに達しているようであれば、すぐにでもタイヤを交換しましょう。

 

​3.​ひび割れ

タイヤの溝の減りは目に付きやすいため気がつきやすいのですが、タイヤのひび割れは
あまり気にかけることがない方も多いと思われます。それほど走ってなく溝も十分に残っていたとしても、劣化してひび割れたタイヤを装着したままでは非常に危険です。
まだ溝があるからといってタイヤ交換を渋らず、タイヤ側面にヒビが見られたり、
作られてから一定期間を経ったタイヤは、事故を起こす前に必ず交換しておきましょう。

●タイヤのサイズの見方

タイヤサイズはタイヤのサイドウォール部分に表示され、表記方法はタイヤの種類や規格によって違います。
最近は、ISO(国際標準化機構)による表示が主体となってきています。
タイヤ幅、 偏平率、ラジアル、リム径、荷重指数、速度記号(=スピードレンジ)などが表示されています。

ICOPY007.jpeg
  • タイヤ幅

    タイヤの断面幅。サイドの文字や飾りを除いたタイヤ幅のこと。タイヤによりmmの場合とインチの場合があります。

  • 偏平率

    タイヤの断面幅(W)に対する高さ(H)の比率を表す数値です。

  • ラジアル

    ラジアルタイヤであることを示します。

  • リム径(インチ)

    ホイールのタイヤを組み込む部分の幅を指し、インチで表されます。

  • 荷重指数(LI=ロードインデックス)

    規定の条件下でそのタイヤで支えることができる最大負荷能力を示す指数です。

  • 速度記号(=スピードレンジ)

    規定の条件下でそのタイヤが走行できる最高速度を示す記号です。

図1.png
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